　中央広場からスタートします。「按針塚」へ向かいます。石段の下には毎年ウバユリが咲いています。石段を上ると「按針塚」の下に出ます。周辺にはセンボンヤリやキッコウハグマが見られます。第３園路を進むと「鹿島台」です。フデリンドウ、ノアザミ、ヒメハギ、オカトラノオ、ツルボなど四季折々様々な野草が咲きます。下りになり「マムシ注意」の看板を見ながらＵターンするかんじで下の道を進み「鹿島台」の登り口に出ます。ウラシマソウ、マムシグサ、キランソウ、アオイスミレなど野草の豊かなところです。道が細くがけ地になっていますのでくれぐれも注意してください。

　第３園路に戻り、「富士見台入口」を進むと「富士見台」です。時期になるとギンラン、ニオイタチツボスミレ、ワレモコウ、ツリガネニンジン、タツナミソウ、などが咲きます。少し下ると右側に山中へ行く「石畳道」を見送り休憩所から「見晴台」に登ります。頂上は、３６０度のパノラマで絶景です。頂上からは、「第２トイレ」方面への道を下ります。道の途中に貴重なキンランがあります。下りたら園路沿いを進みアマナの生育地を見ながら下っていくと「ニリンソウ群生地」に着きます。

　このまま道沿いに下っていくと「コロボックルの小径」で、途中に「私設コロボックル野外図書館」があります。開館していたら立ち寄ってコロボックルのことや三浦按針や塚山公園の野草などについて情報を仕入れるのもいいですよ。そう、ここには絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオがいますよ。「コロボックルの小径」にはコロボックルがところどころにいます。きょろきょろ探しながら下っていくと楽しいですよ。下りきると『柿の谷戸』です。このままいくと「逸見駅」へ行くことができます。